【高松宮記念２０２３】出走予定馬の見解

皆様お疲れ様です🙇

元JRA美浦トレセン調教助手のリーファです😊

競馬を予想する上で勿論追い切りも大事ですが、馬の特性や弱点をしる事も重要な要素であります

個人的に高松宮記念の出走予定馬の見解をしたので参考になればと思います

それでは早速各馬の見解をして行きましょう💪

【高松宮記念2023】出走予定馬の見解

アグリ

前走の阪急杯は時計も優秀で危なげない勝利。武器はスタートセンスが良い所と乗りやすい所。更にフォームにブレが少ない所も良い。今回は人気になる上マークも厳しく初の５８キロ＆初の中京コースと少し不安な面をどうクリアするかがポイントになりそう。

ウインマーベル

前走は休み明けの競馬とスプリンターズＳから斤量が４キロ重い５９キロでの出走で負けは仕方ない所。中京コースも５戦２勝２着１回で相性が良いコース。ただめちゃくちゃキレる馬ではないので、スタートで後手を踏んでいつもより位置が悪いと差し込めない時もあるので枠順とスタート次第の所はある。

ヴェントヴォーチェ

力ある馬であるが、オープンに入ってからはムラ駆けのイメージの馬。上手くタメが利いてる時は強いが変に道中で脚を使うと凡走するケースが目立つ。５枠以内だと脚がたまりやすい特徴もあるので枠順がどこに入るかは注目したい。あとは左回りの中京コースが初というのも気になる所。

ウォーターナビレラ

ここ４戦距離は色々だが、全て２桁着順。スピードセンスはあるので１２００でも通用する余地はありそう。ただ今回は初コース、初の１２００がＧ１で古馬の牡馬とも初対決。悪い条件が今回は多く買いづらいと言うのが本音。ただ能力はある馬なので勝ちに行かない競馬をすればやれる要素はある。

オパールシャルム

リステッド競走及び重賞レースに挑戦してからは力が及ばずのイメージ。更に追い切りの動きが良くても通用してないので、かなりの展開の助けがないと浮上はないのかと個人的には思ってます。１つ評価できる点は左回りの成績がそれ程悪くはないという所。

キルロード

去年の３着馬で侮れない１頭。しかも今年も去年同様に天候悪化が予想されており警戒が必要。まだ重賞制覇はしてないが重賞レースでも十分やれているので力はある。ただ極端に速い決着になると不安な面もあるので馬場悪化が好走の条件にはなると思います。

グレナディアガーズ

成績を見ると１４００と１６００に好成績が集中しており１２００は不得意分野に見える。去年の高松宮も外枠で不利はあったが惨敗。意外と乗り方が難しく気性面のムラもある印象。ただ１週前追い切りは前走よりもかなり良くなっているので状態次第では馬券圏内もあるのではと思ってます。

ダディーズビビッド

段々と力をつけているのは間違えないが、どちらかと言うと１４００〜１６００が得意なイメージ。実際１２００ｍは６戦して２着はあるが勝ち星はなし。どのくらいの人気になるかわからないが、生粋のスプリンターではないので過剰評価は禁物。馬場も良馬場の方が良いイメージ。

ディヴィナシオン

キャリア４０戦と歴戦レンマ。しかも１２００にシフトチェンジしてから着実に力をつけ初のＧ１チャレンジ。ただ前走は枠順の利とノーマークでの２着なので過信は禁物。今回はバリバリのＧ１級が相手なので如何ロスのない競馬がこの相手で出来るかがポイント。

トウシンマカオ

１２００は４戦２勝負けた２回も４着と安定感ある走り。しかも前走で５８．５キロも経験し斤量面でのアドバンテージ有り。ただ中京コースは着には来るが甘い競馬になる傾向があるのでそこをどうクリア出来るかがカギとなりそう。前走からの上積みも有りそうなので有力馬の１頭であるのは間違えない。

トゥラヴェスーラ

８歳馬で上昇度からいうと少し厳しい面はありそう。時計も速い決着よりも去年のように馬場が荒れて時計は掛かった方が良い。この馬の最大の問題点は去年の高松宮で鼻出血を発症してそこから成績が少し落ちてるのが気になる。勝ち星がある中京コースは悪くないが、過去に鼻出血があるのは割引が必要と見ます。

ナムラクレア

前走５６．５キロ＆仕上りも８分くらいで快勝。展開が向いたとは言え強い競馬だったの１言。１２００も安定感がありスプリンター色が強い。問題は去年のスプリンターズＳのようにコース取りと位置取りを間違えると実力が発揮出来ない場合があるのでジョッキーの乗り方がポイントになりそう。あと追い切りでの上昇度もどこまで上がるか注目したい。

ナランフレグ

言わずと知れた去年の覇者。今年も天候悪化が予想されているので怖い存在。追い込み一手なので展開がかなり重要になって来る。前走からの斤量面でもアドバンテージがあり、上積みがあればチャンス十分。ただ過去２０年でも連覇してる馬は僅か１頭で連覇は至難の業。

ピクシーナイト

２０２１年の香港スプリント以来のレース。ケガを乗り越えての仕上げだが１週前追い切りでは良い動きを披露しある程度仕上がってる印象。ただ大型馬なので表面上は良くても中身が伴ってない場合があるのでそこは要注意。元々力がある馬なので最終追い切りを細かくチェックして評価を出したい。

ファストフォース

意外性のある馬。いつも人気がないので乗り役も気楽になれるのが良い所。地方から出戻りしてからは１２００にシフトチェンジして成功。中京コースも相性が良く得意なコース。相手はかなり強くなって厳しい面はあるが、馬場が悪化して穴を買いたい人はここから買うのも１つかと思います。

ボンボヤージ

２０１９年以来久しぶりのＧ１挑戦。１２００に良績が集中してるが、中京コースは苦手な印象。更に左回りも良くなく馬場悪化もマイナスイメージ。今回はバリバリのスプリンターが揃う中で、マイナス要素が多く総合的に見て評価は下げたいと思います。

メイケイエール

勝つか馬券外かの極端な競馬をするタイプ。上手くタメが利いてぎょせると（競馬用語で上手く抑える意味）勝てるが、前に壁が作れなく道中に脚を使うと凡走する印象。気性的に外枠になると乗り方が難しいので枠順が１つのポイントではある。また追い切りでの折り合いも大事なポイント。初のＧ１制覇なるか注目の一戦。

ロータスランド

去年の２着馬。基本的には時計が掛かった方が良いタイプで天候悪化時は警戒しないと行けない馬。意外にも１２００の経験が少なく去年の高松宮以来のスプリント戦だが、スプリンターの素質があるように感じるので侮れない１頭である。しかも前走で初騎乗だったジョッキーが上手く能力を引く出してる印象もあるので面白い競馬になりそう。

【最後に】

どの馬も不安材料があり、そこをどうクリアすかが陣営の腕の見せ所です。しかも週末の天気予報が微妙な感じで枠順と馬場傾向がかなり左右しそうです。最終追い切りの診断もシッカリとして行きますのでよろしくお願いいたします。