皆様お暑い中お疲れ様です🙇。
元JRA美浦トレーニングセンター調教助手のリーファです😊。
今週は短距離戦のキーランドCと新潟２歳Sがありますが、キーランドCの５頭が１週前追い切りの動画があるのでその５頭を診断させて頂きます。
それでは早速診断をして行きましょう💪。
※最後１週前追い切りの好調教馬も書いてますので参考にしてください。
【第１８回キーランドC】１週前追い切り診断
ウインマーベル（松山弘平）
札幌ダ 良 一杯に追う ５Ｆ67.5 52.0 38.6 12.8 ワックスフラワー（古馬２勝）一杯の外同入
（基本的に追い切りは動く方ではないが、最近は少し動くようになって来てる事を思えば動きは悪く見える。早めに手も動いて全体的に重さ感じる走り。これで変われば良いが最終追い切りして変化ないと少し苦戦する可能性高い。）
キミワクイーン（横山武史）
札幌芝 稍 G前仕掛け ５Ｆ64.7 50.7 36.0 11.3 ドーバーイーグル（古馬１勝）強めの内0.8秒追走0.4秒先着
（キビキビとして動きは良いが、前走の追い切りよりも頭が高いのは気になる所。若干背腰に疲れが残ってる可能性があるので最終追い切りはその辺を注意深く見て行きたい。もう一歩の所。）
トウシンマカオ（鮫島克駿）
函館Ｗ 重 強めに追う ５Ｆ66.1 51.4 38.0 12.2 単走
（相変わらず力強い動きで伸びも良い。しかし、気負いが目立ち折り合いはギリギリの所。この追い切りで上手くガス抜きが出来ていれば良いが、最終追い切りも気負いがあるようだと、少し心配ではある。最終追い切り注目。）
ナムラクレア（浜中俊）
函館芝 重 馬なり余力 ５Ｆ65.8 50.0 36.6 11.9 ヴァトレニ（古オープン）強めの内1.0秒追走0.2秒先着
（コーナーからスピード乗りが良く、直線も追い出すタイミングを遅らせる余裕がありゴール前の伸びと反応もかなり良く見える。今の所順調に来ているので、このまま行けば良い状態でレースに出れそう。）
ブトンドール（池添謙一）
札幌芝 良 馬なり余力 ５Ｆ79.1 63.6 49.6 34.9 11.2 単走
（ゴール前の反応と伸びは悪くないが、フォームは若干硬く映る。特に前捌きが硬く映る。時計的にビシっとやったので負荷は掛かったので、あとはアフターケア次第で最終追い切りの動きは変化するように感じる。アフターケアがポイント。）
【１週前追い切り好調教馬】
※ナムラクレア
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何かと最近話題の多いトレセンを舞台とした漫画です。この漫画でしか知りえないトレセンの仕事内容や裏側をリアルに描いてます。トレセンでの日常はTwitterやブログだけでは伝えきれない事が多く、謎に包まれているのも事実です。１人の新人厩務員（安住真治）を通してトレセンの日常を面白おかしく描いてます。ウマ娘世代から玄人ファンまで幅広い世代に読んでいただきたいと思います。原案は元JRA調教助手の私が担当し漫画は高草木こぶが担当してます。競馬愛ある2人で作り上げた漫画なのできっと競馬の楽しさや奥深さを知れると漫画だと思います。是非一度読んでください。尚、配信はkindle、コミックシーモア、アップルブック等１４６の配信会社から電子書籍として配信されてます。どうぞよろしくお願い致します🙇😊。
Kindle
BOOK☆WALKER
https://bookwalker.jp/deb6a4b44c-42a2-49c5-a600-ace808bc8cc2/
コミックシーモア
https://www.cmoa.jp/title/265188/vol/1/
DMMブックス
https://book.dmm.com/product/4300152/k804annbn07550/?i3_ref=search&i3_ord=1
ブックライブ
https://booklive.jp/product/index/title_id/1318986/vol_no/001
【馬の取り違い】について
先週の新潟土曜日の３レースで１頭の馬が取り消しとなり大騒ぎになりました。理由は事故との発表でしたが、馬の取り違えとの事で人為的なミスが原因です。
皆様もＳＮＳやネットニュースで細かい詳細は色々と知ってると思いますが、最近の厩舎は昔と違い、仕事もシステム化されてる厩舎が多いです。昔は自分の担当馬（基本的に２頭担当する）だけを世話していれば問題はありませんでしたが、今は自分の担当馬以外にも人の担当馬を世話したり、スタッフ全員で全馬を世話したりと効率重視の仕事に移行しています。今回の事件は調教時のゼッケンの取り違えによって馬が入れ替わった見たいですが、僕の経験上ゼッケンだけを入れ替えたのではなく憶測にはなりますが、鞍ごと入れ替えてしまったのではないかと推測します。
写真を見て貰えばわかりますが、今の新しい厩舎は昔と違って馬房の横や前に鞍を置くのではなく１箇所に鞍を置く部屋というかスペースを設けて、そこから鞍を運んで馬に装着します。鞍を置く場所は基本的には馬房の順番通りに鞍を並べますが、、間違って他の馬の鞍を置いてしまうと言う事がたまにおきます。ただ、その場合は調教時計をモニターで確認する時に気づいたり、手入れをしてる時にアレっと気づく事がほとんどで、今回見たいな例は珍しいと思います。
しかも３０キロの体重差があったみたいなので普通は気づくような気はします。いずれにせよスタッフのミスではありますが、調教師が責任を負う形にはなります。
個人的な解決策としては各厩舎にマイクロチップ（馬の体内にマイクロチップが内蔵されてる）を確認できる機械を置いとくのが良いような気はします。
因みに牧場から検疫厩舎に入って来る時に、牧場側が違う馬を馬運車に乗せてトレセンに持って来てしまう事も稀にあります。但し、この場合も検疫厩舎でマイクロチップの検査で違う事が発見されて厩舎には入厩出来ないようになってます。
※最後に船橋競馬の左海誠二元ジョッキーのご冥福をお祈り申し上げます。
（交流レースに行った時に何度か乗って貰う事があり、腰の低い親切丁寧な人の印象でした。）
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