皆様お疲れ様です🙇
元JRA美浦トレセン調教助手のリーファです😊
最終追い切り前に有力馬の見解をして行きたいと思います。まだレース経験の少ない馬が多いですが、その中で色々と探って分析して行きたいと思います
なるべく手短に見解してるので気楽に見て貰えればと思います
※飽くまで個人的見解ですのでご了承ください
【第84回優駿牝馬】有力馬の見解
リバティアイランド
断然1番人気が予想される実力馬。4戦3勝2着1回の成績。負けた1回が東京競馬場で少しコースに不安感じる所もある。ただ、前走の勝ち方を見ると焦らず騒がずの競馬が出来た事でコースの克服は可能と見る。上がり3Fも31秒台があり瞬発力勝負では群を抜いてる。問題は、前走の競馬が思った以上に過酷だった可能性があり疲れが残ってると調整過程に狂いが出て相手に付け入られる可能性もあり。何れにせよ実力はナンバー1。
(リバティアイランドの関連ブログ 桜花賞)
ハーパー
4戦2勝2着1回。前走の桜花賞で初めて連対を外した。前走の桜花賞はバテはしなかったが、最後は瞬発力で見劣った印象。距離に関しては少しズブい所があるので距離延長は問題ないような気はする。コースも勝ってる場所なので心強い。問題は前走のように瞬発力勝負になると分が悪い状況になりうる場合も。上がりも33秒台がないのも気になる所。出来る事なら消耗戦に持ち込んで自分に有利に運びたい。
コナコースト
4戦1勝2着3回。成績が示す通り堅実派だけど勝ち味に遅いタイプ。馬券的にはいつも美味しいタイプで、人気以上に力を発揮するタイプ。脚質はある程度良い位置を取って競馬をするタイプなので万が一スタートで後手を踏むと追い込んで来れない可能性もあり得る。基本的に外に出して伸びて来る事が多いので道中の位置取りは大事。距離に関しても折り合いがつくタイプなので問題ないと思ってます。今回も人気以上のはしりをするか注目。
ソーダズリング
3戦1勝2着2回。デビューから距離もオークスを意識しての使い方のように感じる。脚質も差し先行と幅があり競馬センスが良い。リバティアイランに勝つにはある程度良い位置を取って早目に抜け出して押し切るのが理想と考えます。その為には前走のように内枠は欲しい所。逆に外枠になった場合は作戦の立て方が難しくなるタイプかと思います。
ペリファーニア
3戦1勝3着2回。距離はマイルのみしか使われた事がなく距離延長は未知数。デビューから頭数の多いレースばかり使われており多頭数慣れしてるのは良い傾向。競馬も先行して前で粘る形が理想ですんなり先行出来るかがポイントになる。立ち回りは上手いが若干キレの点では上位組と差はあるようにも感じる。とにかく立ち回りの上手さを活かす展開と折り合いがカギ。更に今回は長距離輸送でない点もプラスになる。
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何かと最近話題の多いトレセンを舞台とした漫画です。この漫画でしか知りえないトレセンの仕事内容や裏側をリアルに描いてます。トレセンでの日常はTwitterやブログだけでは伝えきれない事が多く、謎に包まれているのも事実です。1人の新人厩務員(安住真治)を通してトレセンの日常を面白おかしく描いてます。ウマ娘世代から玄人ファンまで幅広い世代に読んでいただきたいと思います。原案は元JRA調教助手の私が担当し漫画は高草木こぶが担当してます。競馬愛ある2人で作り上げた漫画なのできっと競馬の楽しさや奥深さを知れると漫画だと思います。是非一度読んでください。尚、配信はkindle、コミックシーモア、アップルブック等146の配信会社から電子書籍として配信されてます。どうぞよろしくお願い致します🙇😊。
Kindle
DMMブックス
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ミッキーゴージャス
2戦2戦。2戦ともにゴール前抑える余裕がある勝ち方でかなりのインパクトあり。距離に関しても競馬を見る限り問題ないような感じる。今回は相手が一気に上がるので、実力の差が上位組とどのくらいあるのかがポイント。前走の時計を見ると同じ週の中では平凡な時計なので、時計面では少し見劣る感じはする。あとは、天気がどうなるかわからないが良馬場での競馬も未経験なのも気になる所。何れにせよ未知な部分はあるが、色々な意味で面白い存在の1頭ではある。
ドゥアイズ
6戦1勝だが馬券内を外したのは前走の桜花賞が初めて。距離に関しては、戦歴を見るとマイルよりも距離延長の方がプラスに運ぶように感じる。競馬もどの位置からでも出来るタイプで競馬センスは良い。その反面詰めが甘く瞬発力勝負は少し不利のように感じる。桜花賞の競馬とは違う形での決着が理想で消耗戦に持ち込みたい所ではある。馬券的には人気がガタッと落ちた時が狙い目で、今回人気落ちするようなら狙うのもありだと思います。
ライトクオンタム
3戦2勝。前走の桜花賞で初めての黒星。前走の桜花賞を見ると同じような位置にいたドゥアイズが5着に来てる所を見ると上位組とは少し力があるように感じる。前走のレース後の豊さんのコメントを見ても、ごちゃごちゃすると戸惑うタイプで東京の2400でのポジション争いは少し不安に感じる。ただ左回りに変わるのは大幅なプラスになる。勝ち鞍全てが左回りで完全なサウスポーの可能性有り。今回のオークスはある意味試金石の一戦。
シンリョクカ
3戦1勝2着1回。昨年の阪神ジュベナイルフィリーズの2着馬。まだ荒削りの部分が有り素質だけで走ってる印象はある。ただレースぶりは進化してる。前走の桜花賞を見ても最後まで諦めず走れてるので精神面での成長は感じられた。距離に関しては兄弟を見ると中距離辺りに良績が有り若干血統面では不安有り。距離を補う何かがないと上位組には太刀打ち出来ないように感じる。デビュー戦を見ると左回りは上手なのでコース替わりはかなりプラスになる。
ゴールデンハインド
7戦2勝で前走のトライアル戦を快勝。前走はそれまでとは違い逃げの作戦で脚質転向にも成功。今回もすんなり逃げる形だと侮れない1頭。その反面目標にされるのでプレッシャーに耐えるかがポイントになる。スンナリ逃げるには枠順もなるべく内枠は引きたい。前走から追い切りでの動きも変わって来ており色々と成長して来てる印象。馬場は戦歴を見る限り良馬場の方が良いようには感じる。この馬が前走のように上手く逃げると競馬は面白くなりそう。展開面でのキーマン。
※どの馬も一長一短で不安と期待が入り交ざっていますが、そこをどう補うかが、厩舎スタッフの腕の見せ所であり厩舎力でもあります。最終追い切りも色々と細かい点をチェックしながシッカリと診断をして行きたいと思います。よろしくお願いいたします。
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