【サウジカップ高額賞金】について
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皆様お疲れ様です🙇

元JRA美浦トレセン調教助手のリーファです😉

高額賞金の海外競馬はやはり魅力的ですよね😍

ただその裏で日本競馬が・・・😣

 

【サウジカップの高額賞金で】

あるメディアではフェブラリーSを10回勝たないとサウジカップの賞金に追いつかないと書かれていました。競馬の世界は基本的には優勝劣敗の世界なので高額賞金で勝てるチャンスがあればどこにでも行くのが当たり前です。しかもサウジカップは招待レースなので遠征費は主催者持ちで、高額な輸送費がかかりません。ただし人件費は馬主負担なのでスタッフの出張費は掛かります。細かい部分では厩舎によって違いますが、現地でのレンタカー代、Wi-Fi代等の諸経費は調教師負担となります。
話を戻すとサウジカップと同時期に行われるフェブラリーステークスの魅力がなくなり、有力馬達がサウジカップに流れる事になるのは自然の摂理だと思います。そうなると必然的にフェブラリーステークスのメンバーの低下で馬券を買うファンからは魅力あるレースにならなくなり、売り上げも下がって行くような気がします。今直ぐには無理ですが、フェブラリーステークスの賞金アップか時期の移動が必要になって来るのではないかと個人的には思ってます。コレは暮れにあるジャパンカップと香港カップとの関係性にも言える事だと思います。日本の馬券の売り上げなら賞金アップは可能だと思うので、是非賞金アップさせて良いメンバーで魅力あるレースになるように工夫して欲しいです。
ここで一つ言わせて貰うと強い馬が海外遠征に行けば、日本に残ってる馬は国内のG1レースを勝てるチャンスは増える事にもなり。厩舎側からすると意外と悪い話でもない感じもします。しかも海外のビックレースを狙える馬はごく一部の厩舎の馬だけというのも現実です。殆どの厩舎の馬達はガムシャラに目の前の1勝を目指して毎日頑張っています。
因みに海外遠征に行く馬は検疫期間中は他のトレセンにいる馬達との接触が禁止されてるため通常の馬場開場の2時間前に乗る事になります。海外遠征が決まると担当スタッフは本当に大変で通常の厩舎作業+海外遠征に行く馬の作業と仕事が一気に増えます。しかも行く地域でルールが色々と異なり、持って行く道具や薬の選定にも気をつけなければなりません。とにかく海外遠征は色々と大変で神経を使います。いつも言うように厩舎スタッフは寒い日も暑い日も頑張って馬と過ごしてます。

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