【循環器病】について
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皆様お疲れ様です🙇

元JRA美浦トレセン調教助手のリーファです😊

もう少し心臓の病気について詳しく聞きたいとのDMや意見が多かったので、昔の競馬学校の教科書を見て自分なりにまとめたので興味ある方は見てください。豆知識にはなると思います👍。

 

【主な循環器病】

基本的に競走馬は強い心臓を持ってなくてはならなく、心臓は体内の組織や器官を健全に働かせる原動力である。また、過酷なレースに耐えられる心臓でなければならない。心臓に過度な負担がかかると、人間と同じように体力が消耗し心臓病の原因となる。

(1)心房細動
心房から心室に刺激を旨く伝え、一定のリズムで動き、血液を全身にうまく流すが、競走中などに突然その刺激が旨く伝えらなくり、心房が異常に興奮し細く震えてしまう病気。このため血液を全身に送り出せなくなり、酸素不足により走れなくなってしまう。また、競走中に急に発症する場合が多く一見すると骨折したように馬群から急速に遅れていく。結果大差で遅れてゴールするか酷い場合は競走を中止してしまう。
※数時間後に回復するのが大部分である。しかし度々発症するしたり治療してもなかなか治らないものは、競走馬として致命的である。無理を重ねると心不全になるケースもある。

 

(2)急性心不全
心不全は心臓が機能不全に陥り、心筋の収縮力が減退ないし消失し、全身性の血液循環障害を伴って心臓に還流する血液が完全に心室内から拍出できないために起きる。つまり収縮力が弱まり全身に血液を旨く送れなくなり血液の循環障害を起こしてしまう事。
※炎天下、高温多湿、急な冷え込みなどで起きる場合もある。また最近では飼い葉のカロリー高も原因の一つとも言われてる。ただ先天的に素因がある場合もある。

 

(3)疲労性心機能障害
レース出走後や調教の追い切りの後で、一時的に心拍や心はく動のリズムが乱れ、不整脈や脈の分裂を起こす。ただ病気ではないが、無理は禁物でクーリングダウンでもなかなか息が戻らない状態になる。
※夏場の追い切りや調教、又はレースで比較的多く見られる症状で熱中症と重なって起きる場合もある。2~3日休ませるのが一般的には多いです。

 

➤主に循環器の病気はこの3つが多く、競走馬に取っては切っても切れ離せない病気だと思います。昨日のブログでも言いましたが、最近の競走馬はアスリートであり科学的なトレーニングを取り入れて鍛えています。一方で病気の原因となる要因やトレーニング方法の解明はまだまだ遅れているのではないかと、個人的には思ってます。

 

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何かと最近話題の多いトレセンを舞台とした漫画です。この漫画でしか知りえないトレセンの仕事内容や裏側をリアルに描いてます。トレセンでの日常はTwitterやブログだけでは伝えきれない事が多く、謎に包まれているのも事実です。1人の新人厩務員(安住真治)を通してトレセンの日常を面白おかしく描いてます。ウマ娘世代から玄人ファンまで幅広い世代に読んでいただきたいと思います。原案は元JRA調教助手の私が担当し漫画は高草木こぶが担当してます。競馬愛ある2人で作り上げた漫画なのできっと競馬の楽しさや奥深さを知れると漫画だと思います。是非一度読んでください。尚、配信はkindle、コミックシーモア、アップルブック等146の配信会社から電子書籍として配信されてます。どうぞよろしくお願い致します🙇😊。

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