皆様お疲れ様です🙇
元JRA美浦トレーニングセンター調教助手のリーファです😊
宝塚記念の結果については色々と回顧されてますが、僕なりの見解をしたので良かったら読んでみてください🥰
【宝塚記念の結果】についての個人的見解
今回の宝塚記念のポイントはズバリ栗東滞在（イクイノックス３週間前、スルーセブンシーズ２週間前から栗東に滞在して調教）がポイントだったんのではないかと思っています。
毎年、宝塚記念は夏本番前の時期であり、微妙に暑さと湿度も高いので調整の難しさが求められるレースだと思います。今年の宝塚記念の結果を見ると１着イクイノックス、２着スルーセブンシーズ３着ジャスティンパレスで１、２着は関東馬の栗東滞在組となりました。やはりこの暑い時期にハードな調教をし、尚且つ長距離輸送をしての競馬となると馬には相当な負担になります。長距離輸送が控えていると、普段の調教をセーブしながらの調整になり攻めた内容の追い切りが出来なく不安になる事もあります。Ｇ１レースはどの馬もギリギリのラインを狙った仕上げになるので、負荷を掛ける調教は絶対に必要になります。今回は結果的に追い込み決着となりペースとか展開が上手くハマったんじゃないかとも言われてますが、個人的にはデキの良さと攻めた追い切りが出来た事が好走に繋がったのではないかと思ってます。あとイクイノックスの位置取りについては、リバティアイランドの桜花賞と同じく直前はなるべくテンションを上げない調整で挑んでいたので馬も変にリラックスして行き脚がつかなくあの位置になったのではないかと思ってます。落ち着かせる事は決して悪い事ではないですが、行き脚がつかなくなる事もあり、時には逆効果になる場合もあります。
何れにせよ今回は両陣営ともに栗東滞在の作戦がハマり、あっぱれのひと言です。
これからの夏競馬の馬券作戦としては、北海道みたいに滞在で調整してる馬は良いですが、トレセンに滞在して競馬に向かう馬については、追い切りをしてからの輸送競馬なので調整が凄く難しくなります。輸送と調教などのバランスが大事になるので、その辺を如何に見極める事ができるかがポイントになると思います。
因みに宝塚記念はぶっちゃけスルーセブンシーズに勝って貰いたかったが本音です。（何故なら？それは・・・😄）
但し、追い切り診断や馬券を見解する上では常に冷静に判断していますのでご安心ください😁。
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